高木 美陽
国内外の新商品説明会や展示会に出向き、ドレス等の商品を仕入れて、品質を管理する。店舗との意思疎通も重要。交渉スキルはもちろん、衣装デザインや素材の知識、マーケティングや国際感覚、トレンドの変化に敏感なセンスも要求される。
Career Plan
1年目 | ドレスコーディネーターとしてJUNOシーホーク店に配属 |
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4年目 | MPP(最優秀コーディネーター賞)を受賞、JUNO熊本店に異動 |
5年目 | 本社MDQCに異動(現在) |
店舗のドレスコーディネーターからMDQCに配属されましたが、別の会社かと思うほど業務内容が変わりました。今まで交渉される側だったのが、する側に立っています。
海外買い付けは、4-5月と9-10月の年4回。「ブライダルファッションウィーク」には、約1週間のスケジュールと4人ほどのメンバーで、各ブランドのショーを回って商品をセレクトします。弊社が持つブランドや複数の店舗形態それぞれに合う商品を買い付ける必要があります。
現地企業との交渉は、単価やロット、納品スケジュール以外に、日本人女性向けのデザイン調整など、細部にまで渡ります。そういった華やかで刺激的な仕事の他に、発注書の処理やメーカーとの連絡など、地味な事務作業も多い仕事です。
学生の頃からブライダル業界に興味があり、結婚式場で4年間アルバイトしていました。そのため、1年目はハードでしたが楽しく働くことができました。ただ、何年目になっても感じるプレッシャーは、まるで人命を預かる医師のようなものだと感じています。実は、今でも忘れられない失敗があります。式の前日に最終確認したはずが、実際に披露宴でお客様にベルトを着けていただくと、何と長さが足りなかったのです。開始を1時間遅らせていただく間に、他店に取りに走って何とか凌ぎましたが、お客様の人生の大切な日に取り返しがつかない事態を引き起こし掛けた時は、本当に生きた心地がしませんでした。
結婚式のような特別な一日のプレッシャーこそありませんが、商品の選択がそのまま自分の評価に繋がる別のプレッシャーがあります。店舗のお客様と接することがない分、どうやってドレスの魅力をスタッフに伝えられるかを常に考えています。商品になるまでの過程を知らない若いコーディネーターたちのために、積極的に勉強会を開いたり、質問に答えています。お客様はもちろん、現場のスタッフが喜ぶ声が何よりの励みです。
この会社には常に変化していこうとする社風があり、上質な商品やサービスをお客様に正直に伝えられる環境です。尊敬できる上司や、頼れる後輩にも恵まれています。
今はまだ、上司の判断を仰ぐ立場ですが、これから自分でも判断できるスキルを身につけ、店舗とより密になって、JUNOの「エレガント&ラグジュアリー」なドレスをお客様にお届けしていきます。ブランドと一緒に、自分自身も成長していければと思っています。
9:15
出社
9:30
朝礼
全体共有と気付きの発表
9:45
メールチェック
取引先からの発注状況確認・店舗からの問合せ確認
11:00
メーカーと打ち合わせ
新商品の案内を受けるオリジナル商品の企画等
12:00
ランチ
13:30
グループ研修 打ち合わせ 勉強会に向けて企画・コーディネートチェック等
16:00
雑誌掲載商品のピックアップ
編集社(エディターさん)から依頼されたテーマに沿って商品を選び、PRチームに依頼
18:00
発注書作成
購入した商品の発注書作成しメーカーへ送り出しをする
18:30
退社
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