BE
COLORFUL

ときに優しく、ときに厳しい。
「お父さん」をめざします。

DRESS
OUR LIFE

HIROHITO TAKAOKA

高岡 寛仁

Group Manager

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この秋からグループマネージャーに昇格しました。男性の新卒初だそうですが、自分ではマネージャーの適性があるとは思っていません。学生時代にリーダーシップを発揮した経験もないし、効率よく仕事ができるタイプでも、地頭がいいタイプでもない。ひとつ言えることがあるとしたら、地道に愚直にこつこつ続けるのが人より少しだけ得意というくらい。私は男性なのでドレスを着せることはできません。逆をいえば、それ以外の仕事はぜんぶできる。コーディネーターのみんなに気持ちよく仕事をしてもらうために、考えられることはすべてやりました。忙しそうな時はヘルプに入る。感謝をちゃんと言葉にして伝える。働く仲間をリスペクトする。自分にできることを地道に愚直に。もしかしたらその辺りを評価していただいたのかもしれません。

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マネージャーは本来、メンバーを支える立場。けれど私自身はむしろ、メンバーに支えてもらうことの方が多かったような気がしています。たとえばアルバイトで応募してきて私が面接をしたメンバーが、正社員になり、さらにうちのドレスを着て式を挙げることになって。今度前撮りを店舗でやるのですが「その日は絶対見にきてください」と言われています。もはや娘を送り出す、お父さんのような気持ちです。こんなふうに慕ってくれたり、店舗を異動する時に手紙をくれたりする。メンバーの存在が、私がDtLで働く大きな理由です。お客さまからいただくお手紙もそうですが、メンバーからもらうお手紙も宝物ですね。すべて大切にとってあります。

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いま自分に課しているのは「厳しくなる」ということ。良かれと思ってメンバーの仕事をサポートしていましたが、その手助けが、相手の成長機会を奪ってしまっていたかもしれない。上司から指摘を受けてハッとしたんです。ときには厳しくすることが、本当の優しさなのだと気づかされました。グループマネージャーになると、エリア単位で、10店舗近くをマネジメントしていくことになります。範囲は広がりますが、自分が大切にする基本のスタンスは同じ。「この人と働けてよかった」そんなふうにメンバーに思ってもらえるように、ときに優しく、ときに厳しく。GMとしてできることを精一杯やっていきます。