COLORFUL
「働くって楽しい」を
子どもたちにも伝えたい。
DRESS
MY LIFE
以前勤めていたアパレルの会社は、千人規模のいわゆる大企業。営業やVMDとして働いていたのですが、縁あってDtLに転職しました。DtLとは会社の規模も違うし、業界も違う。違うことだらけでしたが、入社していちばん驚いたのはスピード感と裁量の大きさでした。たとえば転職してたった3ヶ月の人間が提案したプロモーションの企画にGOサインを出してくれて、キャンペーンを丸ごと任せてくれたんです。当時はまだ珍しかったインフルエンサーを起用したキャンペーンだったのですが、前例がないからと否定的になる人はゼロ。転職してまもない社員だからといって関係なく、新しいことへの挑戦をポーンと任せてくれる。そのふところの深さに驚くと同時に、転職してよかったと心から思いました。
今は4歳と2歳の二人の子供を育てながら働いています。仕事にやりがいを感じていたこともあって、出産のギリギリまで働いていたのですが、いざ一人目を産んで復帰しようとしたら、保育園に入園できなかったんです。それでお休みしている間に、二人目も授かりまして、トータルで3年間お休みをしていました。ここまでブランクがあると、今までと同じような仕事は任せてもらえないんじゃないか。そんな心配はまったく不要で、3年前とまったく同じポストに戻ることができました。DtLは子育て世代がたくさんいるので、世間でいうところのマミートラック的なものも皆無。子どもの急な発熱や保育園からの呼び出しも、あって当たり前だし、みんなお互い様。子連れで出社したこともありますが、みんなウェルカムです。
最近では国際女性デーにあわせて、女性を応援するチャリティーを企画しました。そういう取り組みも業界初なので、けっこう反響があったんですよ。相変わらず忙しい日々ですが、バリバリ働きながら17時半にはきっちり、子どもの保育園に迎えに行く。そんな働き方ができるのも、在宅ワークをはじめ柔軟に仕事ができる環境だから。一番身近で働く大人が、楽しそうに働く姿を子どもに見せることって、大事な気がするんです。最近、私のマネをして、子どももパソコンを叩くそぶりをするんですけど。「働くって楽しいよ」という母のメッセージ、すこしは伝わっているのかもしれません。
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