リクルートブログをご覧の皆さん、こんにちは。
THE TREAT DRESSING福岡店、井上慧美と申します。

今回は、ニューヨークバイイングについてお伝えしたいと思います。

去年の（株）ザ・トリートドレッシング下期のKICK　OFFの際に表彰でいただいた報奨で、夢にまでみたニューヨークバイイング行かせていただくことになりました。
（株）ザ・トリートドレッシングのメンバーと一緒に同行させていただくことになり、出発当日まで緊張と期待とワクワクで胸がいっぱいでした。
入社のときから、先輩方が行っていたバイイングにまさか自分が行けるとは思ってもいなかったので、ひそかに憧れていたバイイングの夢が叶ったことすごく嬉しく思います。

10月のバイイングは、2024A/Wのコレクションとなります。
バイイングの日々は、毎日刺激があり、デザイナーやバイヤーの想いやブランドのTREATの温かい気持ちに触れ、しっかり身体で感じることができました。

バイイングの流れとしましては、ブライダルウィークで、各ブランドがそれぞれ新しいコレクションを出すので、まずバイヤーがブランドとアポイントをとります。NYに着いたと同時にアポイントを約束した場所に私達が行き、新しいコレクションをブランドがモデル着用で見せてくださるので、その中でトレンドの先を意識しながら選んでいくような形となります。インポートのドレスとなるとデザイナーは、やはり外国の方のお身体の作りに合わせて、ドレスをデザインしているので、日本の花嫁様でも安心してお召いただけるように胸元の修正や、内生地の修正等をみんなでチェックして行く流れとなります。

アポイントをとっている場所も、ホテルの一室を借りてコレクションを見せるブランドもあれば、アパートの中で、「本当にここにショールームがあるのかな」と思わせるような場所にアトリエを構えるブランドもあり、ドレスに限らず、アトリエの空間でさえもとてもユニークでわくわくした気持ちになりました。

日々のご案内で大切にしていることは商品、空間、人を軸に私達はご案内をしています。このバイイングで私達はとても価値のあるそして本当に特別なドレスをお取り扱いしていることを改めて実感することができました。

また、今回本当に貴重なお時間をいただいたのですが、なんと長年ザ・トリートドレッシングの中でも沢山の花嫁様に愛されているブランドのReem　Acra（リーム・アクラ）と会食をする時間を設けていただきました。こんな機会はなかったので、リーム・アクラに直接質問をさせていただきました。「Reem　Acraをお召しいただく上で、花嫁様にどうあってほしいか」と私達が聞くと、「花嫁様には自信を持ってほしい。自分自身を信じて周りの意見に左右されるのではなく、自分自身をしっかり見て、向き合い自分が好きだと思えるドレスをお召しいただきたい」と伝えてくれました。とても深く、胸にぐっとくる言葉でした。

このバイイングで感じたことは、私達コーディネーターが、日本の花嫁様に届けたいことは、デザイナーやバイヤーのこの想いの部分だと改めて感じました。沢山の想いの詰まったドレスを沢山の花嫁様にお届けしたい、お召いただきたいという気持ちは、当たり前に私達コーディネーターだけではなく、それを作るデザイナーが想いを込めてクリエイトしているからこそ、今店頭にこんなにも沢山素敵なドレスが並んでいますし、本当に特別な空間だと思います。そんな中でお仕事をさせていただいているのは本当に幸せなことです。バイイングに行ったからこそ気づけたことですし、本当に貴重な経験でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。