RECRUIT BLOG

2022.08.13

伝える力

いつもリクルートブログをご覧いただきありがとうございます。
Fiore Bianca
京都店でドレスコーディネーターをしております、稲葉と申します。(写真右下)

今日は伝える力についてお話させていただきます。

私は学生時代のアルバイトから現在に至るまでの15年間、分野は様々ですが全て接客業をしてきました。

そのため接客に必要なトークスキルは少なからず兼ね備えていると思っていましたが
最近になって自分は伝えることが下手だなぁと思うことが多くなりました。

特に後輩へのアドバイスや教育面。
伝えたことがあるのに、うまく伝えられないジレンマ。
怒りたいわけではなく、次からできるようになって欲しいという気持ちとその方法をうまく言葉で伝えることが出来ない。

相手に伝わっていないなぁ(自分の伝え方が良くないから)と、なんともモヤモヤした感情が渦巻く感覚。
誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

そんな状況を打破すべくGoogle先生に解決方法を問いてみました。
色々な情報の中から私がなるほどね!と感じた方法をご紹介いたします。

まず大前提として「伝える力=理解してもらう力」
相手の知りたいところに焦点を絞って、自分と違う相手に分かってもらう、理解してもらうことを目的としたコミュニケーションの力であること。

そこから以下の5つのポイントを意識していきます。

①話の展開を起(承転)結の3部構成にまとめる
テーマ(結論)→メイン(体験談)→クライマックス(テーマを繰り返す)の3部構成

コツ:「~をして~だと思いました」→「どういうことかというと~」→「というわけで~」のニュアンスで。

ここで余談ですが、昔は起承転結の4部構成が求められていましたが、現代のスピード時代には3部構成の方が馴染みやすいのだそうです。

②「あれもこれも」にならないこと
少しでも情報は多い方がいいだろう、関連情報としてさまざま提示してあげた方が伝わるだろうという考えが先行しがちですがこれは返って逆効果を招くこともあります。
短文で区切って「。」を意識して話すということがポイント

コツ:「~について3つお伝えします」等。先に大事な部分の数を伝えておく※特に3点が効果的

③話の予告をする
話に限らず、先の見通しが見えないと、人間は「不安感」を抱きます。
こうなると、伝わるものまで伝わらない状態になり兼ねません。

コツ:話の目的やゴールを示すと見通しがついて聞き手は安心するので、
例えば「いまから伝えるのは〇〇ができるようになるためです」等

④言葉を吟味する
何かを「誰か」に伝える時には「相手は誰か?」と自問自答し、相手に理解できる言葉選びになっているかどうか考えます

コツ:専門用語を専門家以外との会話で多用すると相手を混乱させます
専門用語を使うときには説明も添えましょう
例えば ✕「パニエの大きさによって広がり方が変わります」
◯「ドレスを広げるためにスカートにいれるものをパニエというのですが、このパニエの大きさによって広がり方が変わります」

⑤例を挙げて伝える
日本人は解説調といって淡々と同じリズムで伝える傾向があります。
そこに具体的な事例をプラスすることで、聞き手は自分たちの問題として共感して聞くことができ、理解度もぐっと高まるのです。
コツ:例えば~、身近な例を上げると~ を用いる

いかがでしたでしょうか。
上記の5つのポイントを頭に入れて、相手に伝えるトレーニングをしています。
まだまだ特訓中ですが少しずつ自分自身が話しやすくなってきた(伝える好意が億劫ではなくなってきた)気がしています。

就職活動でも、社会人になっても様々なシーンで問われるこの「伝える力」
不得意な方も、得意な方も今一度トレーニングしてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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