RECRUIT BLOG

2021.09.20

伝える力を鍛える

リクルートブログをご覧の皆様、こんにちは。本社ITBS(ITビジネスソリューション)の合志です。
いつもリクルートブログをご覧頂き、ありがとうございます。

今回は最近、私がよく考えさせられることが多い、「伝える力」について少しだけ皆様と共有できたらと思います。仕事をする中で社内外の様々な人と、打ち合わせや対応依頼等、何かを伝える場面は多々あります。
「伝えたつもりだったけど、期待どおりのアクションにつながらなかった」そういったことが日常のビジネスシーンでは多々あります。
何事にもコミュニケーションが大切だという話は、皆さんいたるところで聞かれているかと思います。
結局仕事は、どこまでいっても人間がコミュニケーションを取りながら行うもので、その重要性が低くなることはないと思います。
もちろん、Face to faceのコミュニケーションの機会が減って、チャットアプリやオンライン会議など、Web上のコミュニケーションツールが主となっていくでしょうが、本質的には人間はコミュニケーションを取りたい生き物なので、その重要性は普遍だと思います。私がコミュニケーションや伝達の際に最も大事にしていることは、どこまで相手に寄り添えるかということです。例えば、「正しい人が正しいタイミングで正しいことを言う」ことは、一見正しいことのように思えますが、聞き手側からすれば辛い場合もあります。「今は勘弁してください」などと思うことも、往々にしてあるからです。したがって、相手の立場をどこまで配慮できるかという点が大事だと思います。
この伝えるタイミングはすごく重要で私も意識するようにしています。例えば、非常に重たい話を、休日前の退勤間際や夜遅くなどに言われてしまうと、それを抱えて休日を過ごす羽目になります。伝達力においては、相手への興味関心を含めて、「相手が今どんな状況にあって、何なら伝えられても大丈夫か」などと考えることが大切だと思います。それともう1つ意識していることが「聞く」「聴く」の違いです。これは、私が読んだコミュニケーションに関する本からですが、その本の中では聞いてもらえたからといって、聴いてもらえたとは限らない」と述べられています。
「聞く」という漢字は、門構えに耳と書きます。これは、「きく」といよりも「きこえる」というニュアンスなのかもしれません。音として耳の中に入ってきているにすぎないというイメージです。一方、「聴く」という漢字には、目と心が含まれており、音を拾う以上のニュアンスあるように感じます。さらに、「聴いてもらえたからといって、理解してもらえたとは限らない」とも述べられています。相手に何か一方的に言っても、相手がそれを本当の意味で理解しているかいうのは、また別の話になると思います。

また、相手が理解し賛成してくれたからといって、「納得」しているとは限りません。
さらに、その場で納得してくれたとしても、一晩寝てしまえば、実際にアクションを起こしてくれるかどうかもわかりません。
そして、アクションを起こしてくれたとしても、それが成果につながるかどうかはもっとわかりません。
伝達のゴールはその内容を相手が行動に移すことだと思います。
このように、「伝達」におけるゴールまでのステップは長く、難しいものだと思います。相手が本当の意味で納得し、伝え手が期待していた行動を自ら取るという状態になって、初めて「伝わった」と言えます。どんな仕事でもたった一人でする仕事はまれで、ほとんどが誰かと一緒に仕事をすることがほとんどだと思います。Dress the Lifeでも、店舗ではお客様はもちろん、一緒に働く店舗スタッフ、社内の他部署のスタッフ、また取引先関係等、様々な人とコミュニケーションを取って仕事をします。
どんな状況でも相手がいて、独りよがりの伝達ではなく、相手に寄り添って、伝達内容を理解してもらい、納得して行動に移してもらうまでが重要ですし、難しいことだなと日々実感しています。しかし、このことは仕事だけではなく、日々生活する中でも最も重要なことの1つではないかなと私は思います。私はバックオフィスで直接店舗で接客をすることはないのですが、伝える力を日々鍛えて高めることで、私が関わる全ての方とより良いコミュニケーションが取れるように日々精進していきたいと思います。これから就職される方々も、伝える力を日々鍛えておくと、仕事をする上で非常に役立つことも多いかと思いますので、意識されてみてはいかがでしょうか。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

会社説明会&ドレスショップ見学会のご案内 Dress the Lifeでは、2月に会社説明会&ドレスショップ見学会を実施いたします。
新卒・中途不問!どなたでもお気軽にご参加ください。
みなさまにお会いできることを心から楽しみにしております。

BACK TO INDEX