RECRUIT BLOG

2025.06.18

憧れて欲しいと思える仕事

2025年5月10日 雨。

子どもが通う小学校で土曜授業があり、私は下校を待っている。
子どもたちの様子を見ていると、目的に向かう行動の純粋さに心が動かされる。
失敗も成功も関係ない。ただ前に進むこと、それ自体が楽しさになり、
それが彼らにとっての「冒険」なのだと思う。

 


私がデザインを始めた理由を振り返ると、元々はとても単純だった。

「素敵なドレスを作りたい」
「絵をもっと綺麗に描きたい」
「写真をもっと美しく撮りたい」

着想を形にし、その一瞬を切り取る。
いつも、それを上手にできたらいいなと思っている。


ウェディングというセレモニーは、なぜ人々を魅了するのだろうか。
美しい瞬間が、この始まりの日に凝縮される。
時間が止まったかのような感覚。
幸せの裏には、いつも懐かしさと切なさが寄り添っている。
美しさとは、そういうものだ。


「人生の節目」という言葉がある。
よく耳にするけれど、節目は特別な日だけではない。
事の大きさに関係なく、日々の選択の積み重ねが未来を形作っていく。

だからこそ、過程こそが大事なものだと思う。
そしてその過程が形として表現される結婚式だからこそ、
そこには深い感動が生まれるのだ。


その表現方法は世界中、実に様々だ。
憧れのドレスやセレモニーの写真を見るたびに思う。
その世界を作り出せるデザイナーやプランナーの一員になりたいと。
そして、いつか世界中の人々に見てもらいたい。


できたこと、できなかったこと——
どちらも同じように価値があるのかもしれない。
結果ばかりを気にするのではなく、
過程をどのように、誰と過ごすかを大切にしたい。
その積み重ねが、きっと人生を豊かにしてくれるから。


今も昔も、大して変わらない。
諦めない人は、もう一歩前へ進んでみる。
失敗も成功も関係ない。
それを決めるのは、最後は自分自身だ。


—だから今日も、一歩前へ。

これから出会う人たちと、どんな世界に足を踏み入れ、
どんな形で世の中に提案していけるのだろうか。

ウェディングという仕事を通して、できることはまだまだ沢山ある。
弊社のデザインオフィスで働いて8年。
この調子なら、10年目もあっという間に迎えるだろう。
アパレル業界で過ごした15年も、いつの間にか超えてしまうかもしれない。
それほど、この業界には人を魅了する力がある。


自分の子どもたちにも、憧れて欲しい。
そんな世界に自分はいるのだ。

そんなことを考えているうち、下校の時間になった。

いつの間にか、朝から降っていた雨は止んでいた。

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