2025.05.23
婚礼業界で商品・サービスを売る難しさとやりがい
リクルートブログをご覧の皆様、こんにちは。
マーケティング本部の宮地と申します。
私は2023年7月にDress the Lifeに中途入社し、約1年9か月が経過いたしました。
こちらのブログでは、改めて感じた婚礼業界のマーケティングの難しさとやりがいについて書こうと思います。
私は前職では広告の仕事をしており、様々な商品・サービスを取り扱ってまいりました。
ただし私の取り扱ってきた商品・サービスには、ある共通点がございました。
それは「お客様にとって一番にならなくても売れる」というものです。
たとえば証券口座の開設キャンペーンを宣伝したい場合、多くのお客様は最初から2〜3つの口座を開設されるため、私達はお客様にとって1番の証券会社にならなくても申し込んでいただけます。
また冷凍食品の宣伝をしたい場合、当然お客様は様々なサイトで異なる商品を購入されるのが一般的なため、お客様にとって唯一無二の冷凍食品になる必要はありません。
ほかにも健康食品の宣伝をする場合、お客様側も「これが合わなければ、次を試そう」と考えていることも多いため、私たちも「一番になれなくても、いずれ順番が回ってくる」といった、ある種の気持ちの余裕を持つこともできます。
一方で婚礼業界の場合、基本的にはお客様は一生に一度の買い物をされます。
そのため一回の出会いで私達が振られると、基本的にはお客様は戻ってこないと考える必要があります。
また当然ですが、その1回のタイミングで複数の会社で申し込みが入ることも殆どありません。
そのためお客様にとって私達が99点の会社でも、他に100点の会社があれば、その会社に申し込まれてしまう現実があります。
だからこそ婚礼業界で商品・サービスを売るのは難しい…のですが、だからこそ私達を選んでくださったお客様には、なおのこと感謝の気持ちが湧いてくる気がします。
婚礼業界の場合、今の時代特にほとんどのお客様にとっては高価な買い物でしょうから、(誰でも良かった)ということは無いでしょう。
他の誰でもなく私達だからこそ選んでもらえたというのは、ある種プロポーズを受けたような感覚も覚えます(プロポーズされたことはないですが)。
もし「お客様にとって一番になりたい」「一番でないと満足できない」という方は、婚礼業界はとても満足感を得られると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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