2026.06.09
自分たちにしかできないことを、信じて
デザインオフィスの宮沢です。
私が勤めるデザインオフィスは、東京・千代田区にある小さなオフィスです。
天気の良い日には、デスク横の窓から差し込む光がとても気に入っています。
静かな時間が流れるその場所で、海外向けブランドHWITが生まれました。
「自分たちにしかできないこと」を信じ、この場所からスタート。
環境を理由に見送るのではなく、
「やらずに後悔するくらいなら、まずはやってみよう」。
それが私たちの出発点です。
希望を持って歩き出し、迷い、遠回りをしながらも、自分たちの場所へ帰る。
そして次の目的地へ向かうための準備を整える。
HWITも、その道の途中にあります。
2024年、初めて海外展示会に挑戦しました。
問い続けたのは、「自分たちにしかできないことは何か」。
たどり着いたのは、日本のものづくり。
着物が持つ文化や想いを、現代のブライダルとして表現すること。
それがHWITの原点です。
素材選びからパターン、縫製に至るまで、細部にまで向き合いながら、一着ごとに意味を持たせることを大切にしてきました。
見た目の美しさだけではなく、袖を通した瞬間に感情が動くようなドレスを目指しています。
しかし結果は思うようにはいきませんでした。
売れなかったというより、「伝わらなかった」という感覚に近いものでした。
2025年は出展を見送りながらも、ものづくりは継続。
職人と向き合い、その問いを追い続ける時間となりました。
やがて、共感してくれる人に丁寧に届けることで、少しずつ変化が生まれていきます。
見直したのは「商品構成」と「伝え方」。
コンセプトだけではなく、より多くの人に届く表現を考えるようになりました。
日本・イタリア・中国、それぞれの生産背景もブランドの個性へと変わっていきました。
そして2026年、バルセロナでの展示会では目標を達成し、多くのお客様へ届けることができました。
遠回りしたからこそ、自分たちの立ち位置が少しずつ見えてきたように感じています。
海外での挑戦を通じて実感したのは、ブランドは一瞬で完成するものではなく、人との出会いや経験を重ねながら育っていくということです。だからこそ、私たちは今も試行錯誤を続けています。
その積み重ねが、未来の価値になると信じています。
まだ道の途中です。
挑戦は続きます。
ここからが新たな出発です。
世界へ向けて歩みを進める中で、共に挑戦してくれる仲間との出会いを楽しみにしています。
ご一読くださり、ありがとうございました。
~中途採用全エリアにて強化中~
画面OFFでのご視聴や途中退入室も可能ですので、お気軽にご参加くださいませ。