2025.06.16
結婚式とフォトウェディングの境界線がなくなる?
みなさま、こんにちは!
本日は、私達Dress the Lifeでも運営しているフォトウェディング事業について、結婚式との違いは何か、という視点からお話したいと思います。
突然ですが、結婚式とフォトウェディングの違いについて、何だかわかりますか?
明確な定義があるわけではないですが、一般的に言えば「結婚式=ゲストを呼んで挙式+披露宴形式のパーティを行うもの」、「フォトウェディング=ドレスや婚礼和装などの衣装を着て新郎新婦で写真を撮るもの」もしくは「前撮り=結婚式を前に招待状やウェルカムボード、オープニングムービーなどに使う素材として、衣装を着て写真を撮るもの」というイメージが強いのではないでしょうか。
フォトウェディングはもともとは、結婚式をしない代わりに写真だけでも記念に撮っておこうというニーズから生まれたもので、コロナにより物理的に結婚式をできなくなったカップルがこぞってやるようになったことで、大きく市場が伸びました。さらにはコロナが収束した後、「結婚式、やらなくてもいいんじゃないのか?」という価値観の変化が生まれ、やらないカップルの受け皿として、フォトウェディングが確固たる地位を築いてきています。
ところがここにきて、フォトウェディングだけどご両親や家族を呼びたい、呼ぶんだったらせっかくならみんなで会食もしたい、というような「結婚式への揺り戻し」と言える現象が起きてきています。
私達が運営するドレッシーズスタジオ青山も、フォトウェディングの撮影時にゲストを自由に呼んでいただけるシステムですので、2組に1組以上はご両親やご家族、ご友人などゲストを呼んで一緒に撮影を楽しんでいただいていますし、その後にパーティをしていただける「& Party」プランも、思った以上の反響をいただいています。
実際に&Partyを行っていただいたお客様からも「ただ撮影するだけじゃなくて、本当にパーティもやってよかった。両家の絆が深まった」というお声をいただけていますし、撮影したお写真を見ても、いつもとは違う「心の温度」が高まった素敵な仕上がりになっていました。
つまり、結婚式をやらなくてもいい、と一度は決断してフォトウェディングを探し始めたものの、やっぱりせっかくならご両親に花嫁姿を見てほしい、だったらゲストが呼べるスタジオにしよう、さらに、せっかくご両親に来ていただけるなら、簡単な会食形式でもパーティも同時に行って皆で結婚を祝ってほしい。そんな新郎新婦のニーズが、結婚式とフォトウェディングの境界線をとても曖昧なものにしていると感じていますし、それはきっと現代の新郎新婦の中にも、潜在的に結婚式を行いたい、という憧れのようなものが確実に存在しているからだと思います。
そしてそのような流れをきっかけに、結婚式ほど費用をかけずとも、もっとたくさんの新郎新婦が、お気に入りの婚礼衣装をまとって大切なゲストと撮影や会食を楽しめるようになればいいと、心から願ってやみません。
すべての人生に彩りを。
ご一読ありがとうございました。みなさま、本日もよい一日を。
~中途採用全エリアにて強化中~
画面OFFでのご視聴や途中退入室も可能ですので、お気軽にご参加くださいませ。