2025.06.16
学生時代にやっていてよかったと感じたこと
RECRUIT BLOGをご覧の皆様、こんにちは。
Design Officeの太田友美と申します。
本日は、この職に就いてから学生時代にやっていてよかったと感じたことをお届けいたします。
社会人という大きな括りで考えた時に役に立っているものもありますが、今になって振り返ってみると、この職に就いたからこそよかったなと感じることも合わせて書いてみたいと思います。
<アルバイト>
様々なアルバイトがあると思いますが、私は飲食店のホールスタッフを経験したことがあります。
その際に役に立ったことを振り返ってみます。
・敬語
和食で少し良いお値段のものを扱っている店舗だったため、接遇マナーについては細かな指導をしてもらっていました。
お客様の年齢層も高めで、法事や会社の忘年会新年会なども開催されるようなお店だったため、接客時に使う敬語に自然と慣れていきました。
・電話対応
ホールでの仕事だけではなく、電話対応をすることで、接客時と同様敬語を自然と使う場がありました。
また今はSNS等のやり取りが増え電話自体に慣れる機会が少ないと言われています。
学生時代など社会人になる前に、敬語を使う電話対応をした経験があることはとても役に立つと思います。
・バイトリーダー
これは先輩の立場や役職に就いてから感じたよかったことです。
とても繁盛していた店舗だったため、週末は必ずウエイティングが発生し、ホールとキッチンが連動して動かなければお客様をお待たせしてしまう状況でした。
そのため、バイトリーダー的役割を持つ人が、ホールのエリア担当者・キッチン責任者などと連動していくことがとても重要でした。
バタバタしている環境でも、各自声を掛け合って今大変な持ち場を助け合う、その中でも新人に教えながら動くなど、マルチタスクを管理することの基礎はここで育ったような気がします。
<服飾知識>
・トレンド情報を得る
私は服飾大学に進学したため、自然とトレンドに触れる機会がありました。
自身の勉強の一環で、コレクション誌を毎回購入してハイブランドのコレクションを考察したり、ほぼお手伝いですがアトリエ系ブランドにアルバイトに行ってみたりと服に触れる機会がたくさんありました。
勉強していたこともありますが、服飾用語や構造についての基礎知識はここで培いました。
お客様にブランドの説明をしたりデザインについて説明したり、サイズが綺麗に合うように考えることに直接的に役に立っています。
・和服の知識
基本的に洋装の勉強が多かったのですが、祖母の影響で中学生頃には自分で浴衣を着られるようになっていたため、お着物にも興味を持っていました。
学生時代に和裁も学び、その時の知識は婚礼和装を取り扱う上で役に立ちました。
お着物も奥が深く、学生時代の知識だけではもちろん網羅できませんが、もっと知りたいと感じ、就職後も積極的に学ぶきっかけになったと感じています。
いくつか簡単に挙げてみましたが、振り返ってみると社会人になって役に立つために。と思って始めたことではなかったなと感じます。
それでも、ブライダルという業界において、敬語を使うアルバイトをしていたことは大変役に立っていると感じています。
座敷に座ってオーダーを取る時の姿勢や提供時の所作、食後のお茶やおしぼりを言われる前に持っていく、など気遣いの基礎も教えてもらえる場にいたこともとても貴重だったと感じています。
みなさんも今何気なくやっていることが、今後に繋がっていくこともあると思います。
それを意識してやってみると、より自分のものになったりアピールポイントになっていくのではないでしょうか。
また、もし私の経験が参考にしていただけることがあれば光栄に思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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