2025.10.20
イライラと上手に付き合う方法【前編】
皆さま、こんにちは。事業戦略部の池口です。
戦略というのは「目的を達成するために、どんな道筋で進むかを決めること」です。
どんな仕事でも目的・目標があり、皆さん日々努力されていると思います。
仕事を快適に円滑に進める手段の一つは「感情のコントロール」ではないでしょうか。
日々忙しい中で色々な人達と関わるので、イラっとすること、カチンとくる時もありますよね。
Dress the Lifeのような接客業は「イライラを我慢して大変なはず」と想像している人もいるかもしれません。
しかしながら、接客業やサービス業だから大変、ということは実はありません。
学生時代も社会人になってからも、他者に振り回されないことが『上手く生きるコツ』です。
今回は快適な毎日を過ごすための『アンガーマネジメント』についてお伝えしたいと思います。
Dress the Lifeに入社を検討している方もそうでない人も、ぜひ身につけて笑顔の毎日を送っていただきたいです。
さて『アンガーマネジメント』では、よく誤解されることがあります。
「怒らなくなる方法では?」「怒りを感じなくなるんですよね」「怒ってもその感情を手放せる!」などです。
実はそうではなくて、『アンガーマネジメント』は「怒りの感情で後悔しない」ことを目指しています。
”怒り”も大切な感情の一つ。なくす必要はないし、なくてはならない感情なのです。
なぜか?
”怒り”というのは、”自己防衛本能”であり、”自分や自分の大切なものを守るために存在する”からです。
自分自身が危険にさらされたり、自分の大切なものが傷つけられたら、それに対抗しようと”怒り”が発動します。
もし発動しなかったら?あなたがそれに抵抗しなかったら?
本当に危険な目に遭ったり、大切なものを壊されてしまうでしょう。
そうならないために、自分の”怒り”を悪者と考えず、自分を守ってくれる存在として大切に捉えたいですね。
とはいえ、怒りで失敗することがあります。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。
ついカッとなり言い過ぎてしまったり、売り言葉に買い言葉で人間関係を壊してしまったり…。
怒りによる後悔とは、こういった「やりすぎた」「度が過ぎた」という行動が引き起こします。
また行動しなかったことで芽生える後悔もあります。
「あの時はっきりNoを言えれば良かった」「自分が声をあげれば周囲の被害を防げたかも」など、怒りを表現できなかった、行動しなかった自分を思い出して後悔する場合もあります。
怒りを表しても表さなくても、後悔することがあるのです。
「怒りで後悔しない」とは、「怒る必要があればきちんと表し、必要がない場面でムダに怒らない」ことです。
この線引きをうまくできるようになることが『アンガーマネジメント』です。
怒りには、”必要な怒り”と”不要な怒り”があることをまずは知っていただけるとうれしいです。
「うまく生きるためのスキル」を身につけると、自分が健やかな心で過ごせるだけでなく、周囲の人とより良い人間関係が作れます。
またそういったスキルを多くの人が身につけると、八つ当たりなどイライラの伝染や、ムダな口論やいざこざが減り、皆がハッピーになります。
【後編】では具体的にすぐできることをお伝えします。
ぜひ読んだその日から実践してみてください。
皆さんの日々の生活が豊かになること、目の前のご家族、ご友人、仕事仲間、お客様やお取引先など、周囲の皆さまと良い時間をともに過ごすことに活かしてもらえたら幸いです。
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