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アトリエの小野です。

春といえば新生活の始まりを迎える方が多い季節ですね。
進学や就職、新しい環境に期待と不安を抱える方もいらっしゃることと思います。

学生時代から今現在、ずっと電車を利用している私は真新しい制服やスーツに身を包んだ
学生、新社会人を方々を見て「私もそんな時があったな～」と思い馳せております。

そんなせっかくの春ですので、私がDress the Lifeへ入社に至ったかお伝えさせていただきますね。
中学生の頃より元々ファッションに興味があり、当時はアパレル関係の道に進むことを考えていました。
そんな私に転機があったのは今でも忘れません・・中学3年生の時です。
京都にいる姉のもとへ訪れ、有名どころの神社を周っていた時に
丁度参道を白無垢と紋付きをお召になった新郎新婦様が歩いてこられました。
晴天の中その姿があまりに神秘的で美しく息を呑み、結婚式に携わるってお仕事もいいな・・と感じました。

そうしてあっという間に高校生活を終え、進学はずっと専門学校と決めていたので専門学校へ。
私の通っていた学校は途中で専攻を決めるタイミングがあったのですがとても悩みました。
アパレルの道に進むのか、結婚式に携わる道に進むのか。
専攻決めの期日が迫る中、悩む日々が続きましたがそんな中でもあの日見た新郎新婦の美しい姿がどうしても忘れられず。
そうして私は結婚式に携わる道に決めました。

ただ、結婚式に携わるといってもどういう仕事をしたいのか、というのは正直まだ漠然としていました。
プランナーなのか、コーディネーターなのか、はたまた司会者なのかフローリストなのか、などなど。
在学時に現役のプロの方々による授業を受ける毎日で、どういった結婚式の携わり方がしたいのかを考えていました。
沢山悩んで考えて、そうして行き着いたのが、新郎新婦をより一層輝かせる、特別な日に身に纏う衣装に近いところでお仕事がしたい！ということでした。

たくさんの企業を調べる中で、Dress the Lifeの募集に行き着きました。
当時はコーディネーターという枠での募集しかなかったですが、とにかく衣装に携われれば！と面接等を経て、有り難いことにご縁をいただき入社いたしました。

そしてコーディネーターの道へ・・！といくかと思いきや、
面接も対応してくださった当時のマネージャーより、「裏方をしないか？」と打診されました。
裏方がどんな業務かなどわかるはずもなく、でも何事も経験！と配属されたのが実はアトリエで、今に至ります。

そんな経緯でアトリエに配属された私も、入社して今年で13年目を迎えました！
あっという間だった気もしますし、長かったような気もします。
それでもこの13年ずっと忘れないことは、あの日遭遇した新郎新婦様たちのことです。
あの日のお二人のおかげで、結婚式に携わりたい！という
ウエディング業界を目指すきっかけをくれたことに感謝してもしきれません。

皆さんが思うよりもずっと、裏方はキラキラしていないことのほうが多く悩むことも大変なことも沢山ありますが、この業界にいることに後悔はなく、Dress the Lifeの一人として、居られていることに幸せを感じています。

ご覧いただきありがとうございました。