デザインオフィスの宮沢です。

今回は、私たちデザインオフィスがどのようなデザインを手がけているのかをご紹介します。

私たちはウェディングドレスのほか、別注ドレス、スタッフ制服、マザードレス、そして海外展開用ドレスなど。ブライダルにおける多様な装いを手がけています。

昨年立ち上げた自社オリジナルブランド「esum（エスム）」では、全国の各店舗ごとの特性や、地域のお客様の好みに合わせたラインナップづくりを大切にしています。素材、シルエット、装飾に至るまで、花嫁様ご自身が「私にふさわしい」と感じ、ご満足いただけるようなクオリティを追求しています。

今回は、海外展開ブランド「HWIT」をご紹介します。

2024年、世界中のウェディングブランドが集まる、現在もっとも注目されているバルセロナ　ブライダル　ファッション　ウィーク展示会に初出展しました。
弊社はもともと和装からスタートしており、日本文化の精神性と西洋の歴史が交わるような世界観を意識したデザインを目指しています。

青森、米沢、沖縄を何度も訪れ、それぞれの地に根ざす伝統工芸の技術だけでなく、職人の皆さんの心にも深く触れる経験を重ねてきました。

HWITでは、着物のリサイクル生地を用いたドレスや、結婚式のあとにも着ていただけるような、シンプルで心のこもったデザインを展開しています。
そして何より大切にしているのは、「日々の生活の中にある美しさに気づくこと」。

私たちはこの世界観を言葉にし、映像としても表現しました。

いままさにあなたのもとを過ぎ去っていく一瞬は、もう二度とその手には戻ってこない。
普遍は有限であること。世界は忘れてしまっている。
だから私たちは、つなぐ。
文化を、世界へ。
自然を、次の世代へ。
想いを、未来へ。
つなぐことは、愛すること。
愛から生まれたドレスがあるから、
その美しさに気がつかせてくれる。
耳を澄ませて、じっと見て。
“美しさ”は、あなたのすぐそばにある。

映像はこちらからご覧いただけます： https://hwit-opus.com

正直なところ、HWITの初回出展は思うような結果が出ませんでした。
ですが、最近では私たちの想いに共感し、理解してくださるバイヤーやエディターの方々が少しずつ増えています。しかも、それは当初から「こういう方々と仕事がしたい」と思っていた、まさに理想の方々です。
そうした方々とのつながりが生まれている今、私たちはとても貴重な時間を過ごしていると感じています。

私たちは、「日本の花嫁様に心から喜んでいただけるドレスを届けたい」という想いを大切にしながら、日々さまざまな挑戦を続けています。
その気持ちは、世界中の花嫁様に対しても変わりません。

自由な発想力を活かして、私たちと一緒にこの仕事に取り組んでみませんか？
あなたと共に働ける日を、心より楽しみにしています。

ご一読くださり、ありがとうございました。