RECRUIT BLOG

2026.08.26

失敗したからこそ今がある

皆さま、こんにちは。
事業戦略部の池口と申します。

私がブライダルの仕事に就いてから、20年以上が経ちます。

大学生のときにはまったくブライダル業界を考えてなく、就活の視野にも入れていませんでした。
しかしながら別業界で就職してから偶然にもドレスコーディネーターの仕事に出会い、迷うことなくすぐに転職を決めました。

「やりたい仕事」というのは、いつどこで出会うか分からないものです。

そんな私が、ドレスコーディネーター1年目に大きな失敗をしたことがあります。

デビューして初めて担当するお客様でした。

20年以上経った今でも、その出来事が起きたときの状況や、目に見えた店内の様子、そして自分の心が凍りついた感覚を、鮮明に覚えています。

失敗の内容はお客様のことなので詳しくはお伝えできませんが、原因は、私が「マニュアルに沿った説明」をすることにとらわれ、お客様を大変傷つけてしまったことでした。

お電話でのやり取りだったため、お客様のお顔は見えていません。
それでも、おっしゃった言葉や声、そのときのやり取りは、今でも記憶から薄れることがありません。
そのお客様とはそれ以来お会いすることが叶わず、きちんとお詫びすることもできませんでした。

そのことは、今でも私の心残りです。
お客様に本当に申し訳ないことをしてしまった。自分の未熟さを思い知らされ、心底情けない気持ちになりました。

けれど、この経験があったからこそ、私の仕事に対する「在り方」が明確になりました。
それは、「向き合う人の心、想い、気持ちを何よりも大切にする」ということです。

私がこの仕事を選んだのは、ただ美しいドレスを扱いたかったからではありませんでした。

お客様や、仕事を通じて出会う人たちに何か貢献したい。
自分だからこそ生み出せる価値を届けたい。

そんな想いを大切にしていました。
それなのに、目の前のお客様の気持ちに寄り添うことができなかった。

その悔しさが、「二度と同じことはしない」と心に誓うきっかけになりました。

それからも、私は数え切れないほどの失敗や反省をしてきました。
そのたびに悔しい思いをし、落ち込むこともありました。

でも今振り返ると、その一つひとつが、自分にとってかけがえのない経験だったと思います。
自分を否定したくなるほど悔しい思いをしたからこそ、そこから何を学び、次にどう活かすのかを大切にしてきました。

自分の「在り方」の軸は変わらなくても、私は今もずっと学びの途中、そして成長の途中です。
だからこそ、役割や担当する仕事が変わっても、私はずっとこの仕事、この現場に関わり続けているのだと思います。

Dress the Lifeの行動指針「EVERY」には、「ピンチからチャンスが生まれる。」という言葉があります。
どのEVERYも好きですが、私にとって、この言葉は特別に大切な言葉です。

トーマス・エジソンの有名な言葉、「私は失敗したことがない。ただ、一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」

もとても好きな言葉のひとつです。今回、私は分かりやすく「失敗」という表現を使いました。

でも本当は、失敗は失敗で終わるものではなく、成功に向かうまでの過程の一つなのだと思っています。

もし今、仕事や日常の中でうまくいかないことがあったとしても、その経験がいつか、自分にとって大切な意味を持つ日が来るかもしれません。

たくさんの良い経験も、悔しい経験も、自分の糧にして。
皆さんも、たくさんの経験を重ねながら、自分らしく輝いてください。

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