JUNOシーホーク店の福田美華と申します。

今はwithコロナ時代に入り、少しずつ普段の生活も日常に近くなってきたと感じてきています。

初めて経験したコロナ禍の中で、私たち、私の仕事って??と改めて感じたことがありましたので、今回すこしお話しさせていただきたいと思います。

コロナ禍になり、多くのお客様がご結婚式延期の決断をしないといけない状況になり、私も初めての経験でした。

その中で新婦様のお母様とお打ち合わせでお話しさせて頂いたときでした。

実は2年前から2回程結婚式を延期していて、新郎新婦様はもちろんすでに結婚生活を送っており、でもどうしても花嫁姿を見たい。と言うお母様の想いをお話ししていただきました。

その時に私が真っ先に思ったのが、やっぱり結婚式って新郎新婦様だけではなく、ご家族の想いがこんなにもあるんだなという事でした。

もちろん当たり前のことで、これまでも新婦様のドレス姿を楽しみにされているご両親やご家族の姿も見て、沢山お話しも聞いてきました。

ただ、ここまでお母様の気持ちを聞いたのが初めてだったので、その気持ちを思い出しました。

お式当日、新婦様のドレス姿に感動されるご両親様の姿。

ここまでを毎日のお打ち合わせで想像出来ているか、ふと思いました。

私たちは新郎新婦様、ご両親様の衣装選びのお手伝いをしていますが、その中でご両親様の結婚式に対する想い、新郎新婦様への想いを感じて、その想いを新郎新婦様へ衣装を通して伝え、感じて頂く。

新郎新婦様の想いを汲みとり伝えていく。

ご家族、まわりの方々の想いも一緒に叶えられる、それが結婚式なんなだなと思いました。

衣装だけ、物質そのものだけではそれほどの感動を与えることはできないと思います。

衣装合わせの中の会話や想い、一つ一つ私たちが想いを汲み取っていくこと、それがお式当日に新郎新婦様の姿を目にした時への感動、新郎新婦が衣装に袖を通した時の感動へ繋がるのではないかなと思いました。

今回のコロナ禍を経験し、自分の仕事、私たちの仕事をあらためて、考える、思い出す事ができました。

私たちができること、やるべきこと、伝えること、まだまだたくさんあると思います。

これからも、衣装にみんなの素敵な思いを沢山詰こんでいきたいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。