いつもリクルートブログをご覧いただきありがとうございます。SOアトリエの梅田と申します。
ブログへの投稿は今回が二回目なのですが、仕事をしながら感じることを色々と綴ってみたいと思います。アトリエには婚礼に関わる様々な商品が届きますが、 その中でもドレスを店舗納品するまでがいちばん時間がかかります。 海外のコレクションから買い付けたドレスは特に、日本の花嫁様向けに色々な指示をして最終オーダーをしています。
お付き合いの長いブランドとは認識のズレも少なく、指示通りに上がってくることが多いですが、 新規のブランドはなかなかこちらの感覚を分かってもらえなかったりして、どうしよう…このまま納品は出来ないね、、という状態のドレスも届きます。

そんな時はアトリエの腕の見せ所です!!

どうしたら違和感なく、きれいに見えるか。
色々な工夫をします。
レースの配置や流れを考えながら延長したり、数種類のチュールを重ねて色味を似せたり。
離れて見たり、写真を撮って比べてみたり、アトリエメンバーに相談したり。
「この位置のレースが外しやすいけど、、でもバランス的にはこっちから移動した方がいいかも」
「もう一枚重ねた方が色味の違和感がないかも」

その時にどこまで【こだわるか】が仕事をするうえで大切だと思います。

作業は与えられたことをこなすこと、誰がやっても同じ結果になること。
仕事は与えられるものではなく、与えるもの。
マニュアルはなく、自分で考え生み出し、その先にいる人に価値を与えること。
こんな話を知人としたことがあります。

もちろん時間がなく、新店オープンまでぎりぎりの時もありますが、そんな限られた時間のなかでも、もう一針、もう一針と丁寧に仕上げ、アトリエから送り出します。
最後までこだわって仕上げたドレスはオーラが違う気がします。

そんな1着が店舗のショーウィンドウに飾られて無事にオープンした様子がわかると、「最後までこだわってよかったー!!」と思い、とても満たされる瞬間です。
そしてそのドレスが未来の花嫁様の運命の1着になり、人生を彩る1着になっていくのだな、、と改めて思います。

【こだわること】がDress the Lifeの行動指針であるEVERYの一つ、”それは本当にベストなのかと問い続ける”につながっていると思います。
アトリエではこのように【こだわり】をもって仕事をしているメンバーがたくさんいます!

縫うことが好きな人、考えて工夫することが好きな人、アトリエ業務はまだまだたくさんありますが、 このブログを読みながら熱い気持ちがわいてきた人、是非一緒にお仕事しましょう!

皆様とお会いできる日を楽しみにしております。