RECRUIT BLOG

2021.06.07

辞めなかった理由

みなさん、こんにちは。いつもRECRUIT BLOGをご覧いただきありがとうございます。
人事部の三笠と申します。
私は2012年に入社し、今年4月で10年目に突入しました。
今まで店舗でドレスコーディネーター、チーフコーディネーター、人事に異動になり採用担当を経て今は労務チームのマネージャーをしています。ここまで本当に長いようであっという間でした。入社したときはまさか自分がここまで続けることができるとは思っていませんでした。そんな私ですが実は今まで辞めようかな…と思ったことがゼロではありません。
でも私は辞めずに今ここにいます。皆さんにはありのままを知ってほしいので恥ずかしながらどうして私が辞めるということを踏みとどまったのかを今回のBLOGではお話ししようと思います。
それは、店舗でドレスコーディネーターとして働いていたときです。ブライダル業界は一般的に気候のいい、春と秋に繁忙期を迎えます。4月に入社をし夏頃からお客様を担当し始め、初めて迎えた秋の繁忙期。ドレスコーディネーターは決してミスの許されないお仕事なので、毎朝「今日は何も起こりませんように」と思いながら出勤をしていました。

絶対にミスをしてはいけない…という責任感が重くのしかかり四六時中お仕事のことが頭をよぎっていました。お風呂に入っている時にふと、あれってどうなってたっけ…とか、夜寝る前に、あれやってなかった!とか…自分が気付かないところでミスをしていないかいつも不安でした。そんな中でも次から次にお仕事はやってくる。もうパンク状態です。
そんな日々を過ごしていると、自分はどうしていつもこんなに不安な思いをしているんだ、せっかく希望の仕事につけたのに…毎日全然楽しくない…と思ってしまったのです。そこから辞めたいな、とじわじわ思うようになりました。でも働き始めてまだ1年も経ってない、どうしよう…と思っていたとき同じ店舗の先輩に相談をしました。もう体力的にも精神的にもつらいです…と。

先輩は私の状況も理解はしてくださいましたが、今の経験だけでやめるのはもったいない、これからもっと沢山のお客様を担当して、結婚式を迎えられることで見えてくるものが違う、そうするとこの仕事のやりがいと楽しさがわかってくる、今はきついのは理解できるけどもう少し耐えてみないかと。それだけでなく今の私はうまく仕事の優先順位が付けることができていないのでは?ということやどうやったらうまく優先順位がつけれるか、日々の気の持ちよう、あとは先輩自身から店長に掛け合ってお客様を担当する数をセーブしようかとまで言ってくださいました。
尊敬する先輩がそこまで言って引き留めてくださったことで先輩と話した後にはここでやめたら自分には何も残らないな、今の自分はまだ何も経験していないんだなと思いもう少し頑張ってみようと思えるようになりました。

そんなタイミングでお客様からもありがたいお言葉もいただくことがあり、これがこの仕事のやりがいなんだなと感じることが増えました。
 もちろん、それ以降も大変なことや辛いなと思うことはありましたが、それ以上に沢山のお客様やスタッフと出会い、人事に異動になってからも沢山の経験をしてきました。それが無くなっていたんだと思うと、続けてよかったと心の底から思います。引き留めてくださった先輩には心のそこから感謝しています。
ドレスコーディネーターのお仕事はとても大変なこともありますが、それを超える喜びや、やりがいを感じることができるお仕事だと思います。
このBLOGをご覧頂いている方の中からもいつか、一緒にお仕事ができる日が来るといいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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みなさまにお会いできることを心から楽しみにしております。

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