RECRUIT BLOG

2021.01.10

オリジナル色打掛のご紹介

リクルートブログをご覧の皆さまこんにちは。
Fiore Bianca SO(スタイルオフィス)の鹿島と申します。

 先日、Fiore Biancaオリジナルの色打掛が完成したので
是非皆さまへご紹介させていただきたいと思います。通常、和装(白無垢、色打掛、本振袖)は国内の和装メーカー様から買い付けているのですが、年に一度オリジナル商品の開発を行っています。
職人さんに図案を起こしていただくところから始まるので1年がかりの企画です。

古書からヒントを得たり、文様を調べたりしながらイメージを膨らませ
打ち合わせの中で、職人さんへ細かく丁寧にイメージを伝えていきます。
そこから1ヶ月ほどかけて職人さんが実際にデザインを図案に起こしてくださいます。
更に何度も修正を重ね、世界に一つしかないオリジナルの図案が完成します。

そして、次はいよいよ色決めです。
ベースとなる地色に柄の色、、、一つ一つ細かく色を決めていきます。イメージの色がない場合は糸から染めてもらうこともあります。
色が決まったら、CGを使ってシミュレーションを作ってもらい
全体のバランスを見ながら、修正を重ねていきます。

 全てが決まったら、やっと製作スタートです。
今回は唐織と呼ばれるとても手の込んだ色打掛を製作した為
デザインが決まってから実際に織り上がるまで約半年かかりました。表地が織り上がったら、次は裏地の色を決めていきます。
裏地を淡い色にすると優しく柔らかい印象に、
濃い色にすると凛とした印象になる為イメージに合わせて選びます。裏地まで決まるといよいよ完成です。
妥協せずに何度も修正を重ねた結果、色彩豊かな美しい作品が仕上がりました。
織り上がったものを初めて手にした瞬間の胸の高鳴りは何度味わっても幸せの一時です。Fiore Biancaオリジナル色打掛 「菊尽くし文」

日本の国花とされる多種多様な菊が優しく温かみのある色合いで全体に広がる一着。
金糸を交えた暖色の種々の菊は濃淡で配色され、
その濃淡が総柄の中に流れを生み出しています。

菊と菊の間から覗く地色は、青磁色をくすませた錆青磁色と
少し黄色味がかった練色の二色を地色とし、表に出る地緯糸を市松に交互に織り込むことで、総柄の菊を浮き上がらせています。

図柄に相応しい柔らかなボリューム感が特徴の唐織で
花の可憐さと品格も兼ね備えた高級感のある色打掛です。

Fiore Biancaの世界観を詰め込んだオリジナル色打掛が
沢山の花嫁さまのもとへ届きますように

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