ドレスコーディネーターというお仕事の特権

こんにちは。
THE TREAT DRESSINGにてショップマネージャーをしております、小林絵梨奈と申します。
私がこの仕事をしていて一番幸せに感じたこと。それは大切な友人の結婚式のお手伝いをしたことです。
友人は学生時代からの仲であり、結婚の話を聞いた時には本当に自分の事のように嬉しかった事をよく覚えています。衣装のセレクトからコーディネートをする打合せの時間、衣装だけでなく会場コーディネートを共に考える時間、当日にむかうまでの道のりを一緒に過ごせました。
結婚式当日は、緑がさわやかにそよぐ7月のことです。長野の初夏はとても気持ちの良い時期です。お式前日、会場に衣装をお届けし最終のチェックを致します。
ご新婦様・ご新郎様、そしてご家族の皆様に最良の状態で衣装をお召し頂けるよう準備をします。私は、この前日の準備の時間が好きです。ドレスをお部屋に準備しながら、一緒にドレスを選ばせて頂いた打合せの日の事を思い出しています。そして、思いの沢山詰まったドレスの最終お手入れを致します。お式当日は、衣装のお着付けからお手伝いをさせて頂きました。やっぱりこのドレスにしてよかった。この仕事をしていてよかった。友人のドレス姿に感動し、そんな風に感じました。結婚式当日、一緒に選んだドレスをお着付けできる事はとても嬉しい特権でした。

ご結婚が決まってから、お式当日だけでなくその日にむかう準備期間は、ご新婦様とご新郎様にとって、そしてお二人の大切なご家族やゲストの皆様にとって特別な時間です。
衣装は、花嫁様にとって一番想いを形にできるもの、私はそんな風に思っています。
そして携わる事ができる私たちは、とても幸せです。「運命のドレス」という言葉を耳にすることがあるかと思います。
お客様が初めてドレスショップにお越しくださる日、この日にお越しくださったからこそご提案出来た衣装。
お客様がこのドレスを素敵に着こなしてくださったからこそご提案が出来たこと。
もし担当が私で無かったら、このドレスとお客様は出会えていなかったかも。