RECRUIT BLOG

2023.12.07

未来に向けた夢

デザインオフィスの宮沢です。

私は入社から6年経ち、その間に沢山の経験をさせていただきました。

ドレスの工場探しから始まり、生地を探すために国内含め世界中の国を訪問しています。それらが実を結び、渕上ファインズらしいドレスが形になってきたと感じています。

今回は未来に向けた夢を三つ書いてみたいと思います。

一つ目は、地元で作られた素材を使い、信頼できる工場で仕立てられたドレスを海外のマーケットでも展開することです。

日本を含めたアジアの国々は西洋の文化に大きな憧れを持っています。自分の中にもその気持ちがあることは否めません。その憧れがありデザイナーになることを決意しました。

しかし、西洋から見ても憧れる日本の文化もあります。それは伝統的な和装だけではなく、地域の文化風土に根ざし、職人の丁寧な手仕事によってつくられる手工芸品や明治頃に発展し日本の工業製品の基礎を築いた近代化工業の織機です。 そこには現代の機械生産された品にはないあたたかみや味わい、そして伝統や文化による奥深さがあります。その魅力を再発見し、ドレスと組み合わせることで新しい体験が生まれるのではないかと考えています。

二つ目は、一人一人に異なる理想があるように、ドレスも二つとない「一点物」を作るということです。

レンタルビジネスは一つの物を大切に使い続けられる素晴らしいビジネスモデルだと私達は誇りを持っています。

一方で、結婚式が終わってからもお祝いの席などで同じドレスを着ることができれば、花嫁の一生に寄り添えるドレスになり得ると考えています。この視点でデザインを考えると、今までと違ったデザインのプロセスが必要になります。

三つ目は、トレーサビリティについてです。

全てのドレスにおいてデザイン、生地、工場に至るまでの生産背景やそこで働く人を全てクリアに開示できれば、お客様にも職人や私達働く側にとっても素晴らしい事だと信じています。食品分野で生産者の顔が見えると安心感を覚える感覚と近いかもしれません。

ドレスは刺繍など手作業が多いので、普段着よりもそれを感じやすいと思います。

全てを叶えられるかどうか、時間も掛かると思います。お客様にとっても、これからの社会にとっても正しいと思うことを一つでも多く叶えていく努力をしていきたいと思います。

ご一読くださりありがとうございました。

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