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JUNO恵比寿・表参道にてショップマネージャーを務めております梅澤と申します。（写真左）

今日までたくさんの新郎新婦様をお手伝いさせていただき、

その度に大好きなお姉さんが教訓にしていた「世界一美しくコーディネートする」と心掛けておりましたが、

この日は私にとってちょっぴり特別な日でした。

 

それは友人であり、実の従兄妹の担当コーディネーターを務めることになったからです。

彼女とは同い年で家も近く、幼い頃から一緒に遊んでいました。

中学校も同じで、同じ部活動に入り、同じ塾に通い、一時期一緒にいない時間のほうが少ないくらい沢山の時間をともにしました。

社会人になると中々会える機会も少ないですが、そこは親戚の特権でお正月は必ず会うことが出来、

そんな彼女からの結婚報告は私にとって嬉しくて、安心して、衝撃で、特別でした。

 

二人の馴れ初め、選んだ会場の好きなところや過ごし方、ドレスイメージ等

今までお客様を通して聞いてきたことをよく知る友人にお話しするのはどこか照れくさくもありましたが、

これまでの経験や知識を振り絞り、元々提案したかった一着を紹介しました。

「ROMONA KEVEZA」

オードリーヘップバーンやグレースケリー等の伝統的でクラシカルな花嫁スタイルにインスパイアされたデザインが特徴のこちらのブランドは、

多面で多様性のある現代人に贈るドレスを目指しております。

 

まさに彼女は世界各国に足を運びマルチに活躍する行動力、

そして分け隔てなく友達を作り自然と舵を取れるリーダーシップを持ち合わせているROMONA KEVEZAを着るべき女性でした。

もちろんデザインもシンプルでありながら、洗練された雰囲気のショルダーデザインが目を引くスタイリッシュなマーメイドドレスのため、

彼女のスタイルの良さを惜しみなく発揮でき、美しい曲線美の中に女性としての強さを感じられ彼女に着こなしてほしいと強く思ったドレスでした。

実際に袖を通してもらうと、初めての試着とは思えないくらい似合っておりその場で決定いたしました。

 

 

結婚式当日。親族兼担当コーディネーターとして参加した私は着付けのため

彼女の入り時間に合わせて会場に足を踏み入れました。

スタッフの方や旦那さんとリラックスした様子の彼女は、いつもの笑顔で楽しそうに過ごしていました。

次に会ったのはチャペルのバージンロードの上。

先程とは打って変わってどこか緊張した、覚悟を決めた表情の彼女がベール越しに見え今まで見た中で

最も強くて、美しくて、優しくて、穏やかで、幸せそうでした。

 

「あぁ、この瞬間を見るためにコーディネーターになったのかもしれない」とまで感じました。

 

普段コーディネーターをしていても中々当日に立ち会うことが出来ず、もがいていたこともありましたが

今までのお客様もこんな風に当日を迎えて、たくさんの方々に祝福されている。

そんな瞬間に大事なお衣装を通して携われていたこと。

お衣装を提案するうえで一番大事にするべきことを身をもって感じ、より一層誇りと責任をもって明日からも頑張ろうと思えました。

 

 

皆様の大切な人、そしてこれから出会うお客様の人生を彩る覚悟をもってドレスコーディネーターを目指してみませんか？

最後までお読みいただきありがとうございました。