2025.12.21
就活にも役立つ!ブライダルの現場で学んだ大切な姿勢
リクルートブログをご覧の皆さん、こんにちは。
首都圏で営業を担当しています、石井と申します。
今回は、私がこの仕事をする上で「一番大切だな」と感じていることについてお話します。
これはエントリーシートを作成する際にも役立つ視点だと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それは、“相手は自分と同じではない”という前提に立ち、思いやりをもって行動することです。
ブライダルの仕事は、お客様が人生で初めて触れる世界に寄り添う場面が多くあります。
例えばドレス選びの場面。
「リバーレースが特徴の素敵なドレスです」とお伝えしたとき、その魅力がどれだけ伝わるでしょうか?
多くのお客様にとって、リバーレースという言葉は聞いたことがなく、具体的なイメージにつながらないもの。
「なんだか良さそうだな」くらいの印象で終わってしまうことも珍しくありません。
もちろん、専門用語を使うことで“プロらしさ”は伝わります。
ですが、私たちの仕事の目的は知識を披露することではありません。
お客様がドレスの魅力を理解し「最愛の1日に着たい」と思える一着に出会えるようにサポートすること。
ここに尽きると思います。
だからこそ私は、日頃ドレスに触れたことがない方でもイメージしやすい表現に言い換えたり、
例え話を交えてお伝えしたりと、伝え方を工夫するようにしています。
これは相手の立場を想像するからこそ生まれる“思いやり”であり、
この仕事をする上で欠かせない姿勢だと感じています。

また営業職である私は、新郎新婦様と直接お会いする機会は多くありません。
その代わり、日々最も向き合っているのは式場のプランナーの皆さまです。
「渕上さんのドレス、素敵ですね」
「ぜひうちのお客様にも着ていただきたいです」
そう思っていただけることが、私にとって大切な役割のひとつ。
そのために、資料の見せ方や説明の順序、プランナーさんにとって理解しやすい言葉選びなど、
相手の立場になって考えながらコミュニケーションをとるよう、気を付けています。
ブライダルの仕事は、決して一人で完結するものではありません。
お客様、プランナーの皆さま、パートナー企業の方々、そして社内の仲間・・・
たくさんの方々の力が重なって、最愛の1日が創りあげられています。
だからこそ私は、「相手を思いやりその人の目線に立って考えること」を、
これからも自分の仕事の軸として大切にしていきたいと考えています。

この姿勢はブライダル業界に限らず、どんな仕事にも活かせる考え方です。
就職活動での自己PRやエントリーシートを作成するときにも、
「自分が大切にしている価値観を、相手に伝わる形で言語化する」
という視点を持つきっかけになれば嬉しいです。
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