RECRUIT BLOG

2025.07.22

入社3ヶ月。ドレスの“知識”よりも大切なことを知った日々

はじめまして。
Authentique銀座にてドレスコーディネーターをしております。
山下と申します。(写真右)
 
今回は、ドレスコーディネーターというお仕事に興味を持ってくださった就活生の皆様に向けてお話しします。
普通の四年制大学を卒業して右も左もわからないままこの世界に飛び込み、感じたことをそのままお伝えできればと思います。
 
ドレスコーディネーターとして入社してから、気づけば3ヶ月。
緊張とワクワクが入り混じった毎日を過ごしています。
ドレスの名前や素材、ラインの違いを覚えるのに必死で、自分がこの仕事にちゃんと向いているのか、自信が持てない日もありました。
 
ですが、実際にお客様と向き合いながら一つ一つ経験を重ねるうちに、この仕事の本当の面白さと難しさに少しずつ気づいてきました。
 
特に印象的だったのは、品川プリンスホテルのドレスショーにスタッフとして参加しさせていただいた時のことです。ショーの準備から当日の進行、花嫁様のドレスフィッティングのサポートまで携わる中で、ただ「着せる」だけでなく、どれだけその方に自信を持ってもらえるかが大切なのだと実感しました。
 
本番直前、緊張で表情が固まっていたモデルの方に「すごくお似合いですよ」と声をかけると、ふっと笑顔がこぼれました。その瞬間、「ドレスが人を輝かせる力」と「言葉が与える安心感」を強く感じたのです。
 
 それは普段の接客でも同じ。お客様が「これ、かわいいけどなんか違うかも」と迷っているとき、言葉の奥にある本当の気持ちに気づけるかどうかが、コーディネーターの腕の見せ所だと思います。
 
 たとえば、「Aラインが気になります」と言っていても、それが本心とは限りません。過去にマーメイドを着て自信がなかったのかもしれないし、家族の意見に左右されているのかもしれない。そうした言葉の背景を想像し、気持ちに寄り添う提案をすることが、今の私の目標です。
 
 まだ知識も経験も十分ではないけれど、心を込めて向き合うことで、少しずつ信頼を得られるようになってきた気がします。同じドレスでも着る花嫁様によって引き立つ表情は十人十色であり、知識だけでは賄えない言葉の力が必要です。「山下さんが紹介してくれたからこそ、このドレスを運命だと思えた」と感じてもらえる語り方を発見するため、日々のロープレやお姉さんたちの接客から多くのヒントを吸収しております。言葉の引き出しが増えていくたび花嫁様自身を彩るフレーズの幅が広がっていくのを体感できるのは、この仕事に就けたことに対する大きな財産だと思っております。そしてデビュー後からは、知識やセンスを磨くだけでなく、「あなたにとっての最もベストな一着」を一緒に見つけられるコーディネーターになっていきたいです。
ウェディングは人生でたった一度の大切な日。その一瞬に寄り添えるこの仕事に、今、心からやりがいを感じています。
 
ブライダルの専門学校生でないからこそ、学ぶことが多く発見することの楽しさも人一倍です。
抱いている不安が楽しさや達成感に移り変わる瞬間を、ぜひこの世界で感じていただけたら嬉しいです。
 
Dress the Lifeで皆様と一緒にお仕事できることを楽しみにしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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