RECRUIT BLOGをご覧の皆様、こんにちは。
JOIE de treat.福岡店の佐藤 稜子と申します。

2月より、ジュエリーブランドであるJOIE de treat.へ異動となりましたが、それ以前にはTHE TREAT DRESSING長野店、福岡店にて約6年間ドレスコーディネーターをしていました。

大学生のときからブライダル業界、中でもドレスコーディネーターになることしか考えていなかった私は、入社したときから「海外へのバイイングへ行くこと」を夢に描いていました。

 

一年前の2023年4月。ついにその夢が叶い、海外へのバイイングに行かせていただくこととなりました。

確定の報告をもらった時には、現実ではないような、ふわふわとした気持ちとわくわくで胸が高鳴りました…！

今回はニューヨーク、バルセロナをメインに、2週間に渡り各地で行われているプレゼンテーションやコレクションに足を運びます。

 

待ちに待った出発当日。

約12時間ほどをかけてニューヨークに到着しました。

これまでアジア圏にしか旅行に行ったことがなかったのですが、車のクラクションの音、賑やかな声、日本とは違う街の匂いなど…眼の前に広がるまったく新しい世界に、「映画の中で見たことのあるアメリカの景色だ」と、ドキドキしました！笑

立ち寄ったカフェの内装、スイーツの色合い、一つひとつがまさにアメリカンで、だんだんと海外へ足を踏み入れたことの実感が湧いてきました。

そうしてスタートしたブライダルファッションウィーク。

世界各国のドレスブランドが集まり、新作コレクションが発表されます。

この2週間は毎日細かくスケジュールが組まれ、何時から、どこで、どのブランドのプレゼンテーションというように、買付候補のブランドを訪れ、セレクトをしていきます。

海外の骨格に合わせて作られているため、ウエスト位置や胸元の深さ、透け感などを日本人仕様にどうチェンジしていくのか…という相談を進めていきます。

 

プレゼンテーションの方法はブランドによって異なりますが、まず足を運んだのは、就職活動の合同説明会のように広いホールにブランドごとにブースがセッティングされ、バイヤーが気になるブランドやアポイントをとっているブランドへ足を運ぶ、というものです。

こちらは私が大好きなブランドの一つであるAMSALE（アムサーラ）ですが、シンプルかつモダン、ボリュームがあるけれどもスタイリッシュな雰囲気が本当に本当に素敵でした。

デザイナーのマイケル チョーご本人ともお会いでき、感動でした。

 

 

また初めて出会った、THE 2ND SKIN CO（ザ セカンド スキン コ）。お洒落だけれども攻めすぎていないこれまでに目にしたことのない新しいデザイン。

女性らしい可憐な雰囲気にときめきました…！

写真には写っていないですが、グリーンやピンク、ブラックなどのカラードレスもとても可愛かったです。

もう一つは、各ブランドが自分たちで場所を選び、そこにバイヤーを招いてプレゼンテーションを行う、という方法です。

（日本でも、アパレルブランドなどが行っていますよね！）

ホールでの展示会と比較しても、各ブランドの世界観がより体現されているのですが、中でもELIE SAAB BRIDAL（エリー サーブ ブライダル）は圧倒的でした。

息を呑むような荘厳な空気感の中、モデルさんが代わる代わる新作を纏って出てくるその光景は、身体が熱くなるような、言葉にできない初めての感覚を味わいました。

触れるのもためらうほどの繊細で眩く輝くドレスの数々は、そのすべてが美しく、言葉なく最高級であることが伝わってきます。

（下に続く2枚目のドレスは日本の折り紙からインスピレーションを受けたデザインだとのことで、一番ときめいた一着です…！）

 

その後もバルセロナ、イタリアへも訪れ、たくさんのブランド、ドレスに触れました。

    

 

私がこのバイイングを通して一番に感じたことは、今目の前にあるドレスは世界の中でも最高級であり、選びぬかれた一着であるということです。

現地を訪れるまでは、ブライダルコレクションと聞くと、最高級で格式高いブランドばかりが集うイメージがありましたが、実際には、駆け出しのブランドやカジュアルで親しみやすいブランドもたくさんあります。

もちろんそうやって原石となる新たなブランドとの出会いもありますが、すでに取り扱っているブランドのブースやプレゼンテーションは他とは別格で、オーラがあるのです。

世界の中でも選りすぐりのドレスを扱うことができていることを、本当の意味で初めて実感することができました。

 

みなさんにも夢が叶うことの喜びや感動を味わう瞬間がきますように…！

 

最後までご覧くださりありがとうございました。