リクルートブログをご覧の皆様、こんにちは。
マーケティングの新谷早紀と申します。

マーケティングに異動する前はドレスコーディネーターとして勤務していました。
当時、ドレス選びがお客様にとってかけがえのない時間になるよう心がけてご案内しており、その時間は私自身にとってもかけがえのない、大切な思い出として心に刻まれています。今回はその中でも忘れられないお客様とのエピソードをご紹介いたします。

入社2年目の頃に担当させていただいたお客様で、衣装を特に重視したいと仰ってくださったお二人でした。
他店舗から異動後、間もない頃だったため、足りない知識を店舗のメンバーにも教えてもらいながら、ウェディングドレス、カラードレス、タキシードはもちろん、それぞれに合わせる小物・アクセサリー、前撮りの白無垢、色打掛、紋付、ご親族のお衣装をご提案しました。すべてのお打ち合わせに新郎新婦お二人でお越しくださったので、回を重ねる毎に打ち解けていったことを今でも覚えています。
当時2年目のわたしよりもずっと年上のお二人でしたが、衣装合わせにご来店いただくたびに「新谷さん聞いて!この前、結婚式の打ち合わせでこんなことを決めてきたんだよ!」と、気さくにお話しくださったことが何より嬉く思いました。ご相談内容は衣装に限らず、ドレスに合わせるブーケ、ヘアメイク、結婚式演出についてなど様々で、お二人の結婚式を作り上げるために会場のプランナー様、美容スタッフの方と連携しながら、一丸となってサポートいたしました。

そんなお二人から、最後のお打ち合わせ時にとっておきのサプライズがございました。
それは映画館のギフトカードのプレゼントでした。数々のお打ち合わせでいろんなお話しをしている中、「最近映画館で映画を観れてないんです」と何気なく発したわたしの言葉を覚えていてくださり、「映画好きって言ってたから。今まで良くしてくれありがとう。」と帰り際に手渡ししてくださいました。

普段ドレスコーディネーターとして、お客様が気持ちよくスムーズに衣装をご決定いただけるように、何気なくお話ししてくださる言葉、ご試着時の反応・雰囲気などをよく見て覚えていました。
以前お話しくださったお話しを基にご案内することも良くありましたが、まさか自分がこのように気にかけてくださるとは思ってもおらず、とても感激しました。感謝の言葉をいただけるだけでも嬉しいのに、一緒にしてきたお打ち合わせを振り返ってプレゼントをチョイスしてくださったことが本当に嬉しかったです。この体験を機に、今まで以上にお客様を理解すること、そのために毎回のお打合せでのお客様の様子をよく見ることを心掛けるようになりました。

ドレスコーディネーターはお客様の大切な日を彩る、責任重大なお仕事ではありますが、その分感動ややりがいも大きく、ドレスコーディネーター自身もかけがえのない時間を体感できます。
就活生の皆さまもぜひ、Dress the Lifeの一員となりお客様の人生を彩りませんか。

最後までお読みいただきありがとうございました。