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デザインオフィスの渡邉です。

現在店舗にはオリジナルドレスが徐々に入荷していますが、その企画は約1年前にスタートしています。デザインオフィスが関わるオリジナルドレスが出来るまでの流れをご紹介します。

オリジナルドレスの企画はスタートから商品が納品されるまで約1年かけて完了します。一昨年の12月にスタイルオフィスメンバーと初回打ち合わせを行い、昨年の1月に工場と打ち合わせをスタートした企画が納品のタイミングをコントロールしながら昨年末から入荷しだし、現在最後の数型を待っています。1年前にデザインを決め、素材を選び、その間工場とやり取りを繰り返しながら、やっと店舗へ入荷しお客様へお届けできます。

入荷後問題があったり、指示と違った場合は再度工場とやり取りし修正の対応をします。納品されるとデザインオフィスでは最終のコスト計算も行い、1着製作するのにどのくらい生地を使用してどのくらい費用がかかっているか、予算通りに進めることができたか使用する生地は見合っていたかなど、次回に活かせるよう振り返りも行います。

そんな中また次の企画がスタートし、2月にスタイルオフィスとの初回打ち合わせ、3月に工場と打ち合わせを行いました。スタイルオフィスから上がってきた希望をまとめ、デザインの特徴やコスト面、使用素材を考えて依頼する工場を決め、デザインの調整を行い、使用希望素材を用意した上で工場と打ち合わせを行います。

工場との打ち合わせは、こちらの希望を伝えた上で工場側で起こる問題や、難しい仕様が対応出来る出来ないを聞きながら詳細を決めていき、素材を決定していきます。ここからお互いに細かいデザインイメージや素材見本、裏地と組み合わせたときの色の見え方など、仕上がりを想像しながらお互い懸念点の確認を行います。

現在毎日のように確認などやり取りをしながら進めています。出来上がってからの修正は大変なので、今の時点でできるだけ完成イメージを共有し、相違がないように進めることが大切になってきます。

摺合せを行いながら進めたものを 5月、6月に簡易の素材でシルエットやデザインを確認するトワルチェックを行います。

この企画のドレスがお客様にご紹介できるのは年末から年明けの予定です。お客様から喜んでいただけるドレスが製作できるように1着1着進めていますのでまだまだ先になりますが、完成を楽しみにお待ち下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。